はじめに
旧NISAで運用している資産の非課税期間終了が近づいてきました。
私は2022年から旧NISAでの投資信託を始めたため、その時に購入した資産が、2027年以降に課税されることになります。
悩みとしては、「売却して利益を確定させるか」「課税口座へ移管して運用を続けるか」の二択です。
現時点の結論を先に触れますと、「売却せずに、課税口座へ移管して運用を続ける」に気持ちが傾いています。
前提条件として、私の新NISAの枠はすでに埋まっている(成長投資枠と積立投資枠で毎月30万円の投資を継続中)ため、「売却して新NISAで買い直し」という王道ルートが使えない状況です。
調べて得られた情報
新NISAを始めるにあたって購入していた本がありましたので、読み返してみました。
その本は、「はじめての新NISA見るだけノート(横山光昭氏の監修、株式会社宝島社発行)」です。
その本の中には、旧NISA口座の金融資産には方法が2つあり、どちらかを選択しなければならないことが分かりました。
1つは、非課税期間中に売却すること。
もう1つは、非課税期間終了後に、課税口座に移すこと。
今後も成長が期待できる投資信託は、複利の効果がもったいないので、売却せずに課税口座に移して運用しましょう、と書かれており、これを目にして私は「なるほど」と思いました。
果たして、私が保有している旧NISAの投資信託商品は、今後も成長が期待できる投資信託なのでしょうか?
これを、GeminiとChatGPTに聞いてみました。
生成AIへの質問内容
私が生成AI(GeminiとChatGPT)に質問した内容は以下です。
本の中で、「旧NISAの投資信託は、今後も成長が期待できるなら、売らずに課税口座へ移すべき」という考え方がありました。
私が保有しているのは、以下3点です。
①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
②eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
③eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)
これらは、今後も成長が期待できる投資信託ですか?
Geminiの回答
保有されている3つの銘柄は、いずれも「インデックス投資」の世界では王道中の王道であり、「今後も長期的に成長が期待できるか」という問いに対しては、多くの専門家や投資家が「YES」と答える代表格です。
それぞれの特徴を整理しました。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
期待できる理由: 地球全体の経済成長にまるごと投資する商品だからです。特定の国がダメになっても、別の成長している国がカバーする仕組み(自動リバランス)があるため、世界経済が成長し続ける限り、長期的な成長が期待できます。
現状: 純資産総額も10兆円(2026年時点)を突破する等、圧倒的な信頼と人気を集めています。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
期待できる理由: 日本の主要企業全体(東証株価指数)に投資します。近年、日本企業は資本効率の改善(PBR1倍割れ是正など)や賃金上昇に伴う経済の活性化が注目されています。
2026年の見通し: 市場予測では、企業業績の伸びが2025年よりも加速するという強気な見方も
あり、日本経済の底堅い成長が期待されています。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)
期待できる理由: アメリカを中心に、欧州やカナダなどの先進国企業の成長を享受できます。特にテック企業などのイノベーションの多くは先進国から生まれるため、高い成長性を期待して保有する人が多い銘柄です。
運用者として、どう判断するか?
本に書いてあった「成長が期待できるなら課税口座へ」というアドバイスに当てはめると、
この3銘柄はまさに「課税口座に移してでも持ち続ける価値がある」候補の筆頭と言えます。
ChatGPTの回答
結論から言うと、その3つはいずれも**「今後も長期的な成長が期待されるタイプの投資信託」**です。ただし、「確実に伸びる」という意味ではなく、分散された株式市場全体の成長に乗る設計になっている、という理解が大切です。
① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
これはいわゆる「オルカン」で、世界中(先進国+新興国)に丸ごと分散投資しています。
・世界経済全体の成長を取り込む
・1本で完結するバランスの良さ
・国ごとの盛衰に強い
長期投資としては最も王道で、
「成長が期待できるか?」→ Yes(かなり有力)
② eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
これは日本市場(TOPIX)全体に投資する商品です。
- 日本経済の成長に依存
- 少子高齢化などの構造問題あり
- ただし企業改革・株主還元の改善は進行中
評価としては
「成長はする可能性はあるが、世界分散よりはやや不利」
③ eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本)
これは主に
- アメリカ(比率かなり高い)
- ヨーロッパなど
に投資します。
- 世界の成長の中心(特に米国)を取り込む
- 新興国は含まれない
「成長期待は高い(オルカンよりやや攻め寄り)」
3つまとめての評価
正直に言うと、構成はこうなっています
- ①オルカン → 全部入り
- ③先進国 → オルカンの大部分と重複
- ②日本株 → オルカンにすでに含まれている
つまり、
かなり重複しています(特に①と③)
「売らずに課税口座へ移すべきか?」の判断軸
本の考え方は合理的で、
今後も成長を信じるなら売らないのが基本
理由:
長期投資では「持ち続ける」方が有利
売ると課税される(利益に約20%)
あなたの場合の現実的な選択肢
✔ シンプルにいくなら
①オルカンを主軸にする
②③はそのまま保有 or 徐々に整理
✔ 売却を検討していいケース
ポートフォリオを整理したい
重複を減らしたい
新NISAで一本化したい
結論
②③は「追加で持つ理由」が必要
3つとも「ダメな投資信託」では全くない
むしろ低コストで優秀なインデックスファンド
ただし
①だけで十分に分散されている
結論:今の考え
最近はGeminiを使用する方が多くなっていましたが、両者を比較するとChatGPTの方が1歩踏み込んだ回答をくれたように感じました。
両者の回答を確認し、私の現在の気持ちは以下です。
・年末ぎりぎりまで様子をみたい。とはいえ、12月まで引き延ばすと余裕期間がないので、11月30日までには結論出したい。
・これまでに資産の売却を経験したことがないので、売却を経験してみたい気持ちがある。
・仮に売却した場合、おそらくその資金でオルカンを買い増す考え。だとすると、オルカンを売却する意味は低いと思われる。オルカン以外は売却しても良いかもしれない。
これが、現時点の私の考えです。
まだ半年ほど時間があるので、継続的に情報収集して判断したいと考えています。

