はじめに
「新NISAはオルカン(オールカントリー:全世界株式)一択でOK!」という声をよく聞くけれど、本当にそれだけでいいのかな?と思ったことはありませんか?
「投資は長期・分散・積立が大事」と学ぶほど、株式中心のポートフォリオに不安を感じることはありませんか?
石橋を叩いて渡る慎重な性格をしている私は、オルカン中心に投資している現状への不安から、実際に「債券のインデックス投資信託」を購入し、4カ月間運用してみたリアルな結果(収支)を公開します。
運用の中で見えてきた「金利と債券」の仕組みと、今後の投資方針についての葛藤と決断をまとめました。
なぜオルカンに加えて「債券のインデックス投資信託商品」を買ってみたのか?
背景と悩み
投資の本やネットで必ず目にする「長期・分散・積立投資」の重要性。
株式が暴落したときの「クッション」として、伝統的な分散先である「債券」に興味を持ちました。
ただ、当時の私は「債券」に関する知識がありませんでした。
なんとなく、インデックス投資なら安心かな?くらいの軽い気持ちで、債券のインデックス投資信託商品を買うことにしました。
選んだ銘柄
選んだ銘柄は、「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)」です。
選んだ理由は、私が読んだ本で良書と考えている、「お金の大学 著者:両@リベ大学長 発行所:朝日新聞出版」で著者がオルカン以外に分散したい場合に推薦していた商品の1つであったためです。
【収支公開】毎月30万円×4カ月運用のリアルな結果
投資の原資としては、入社以来貯めてきた一般財形貯蓄を取り崩して充てることにしました。
投資の進捗
当初の計画:毎月30万円×13か月(総額390万円)を予定しました。
現在は4カ月が経過しましたので、投資元本は120万円になります。
現在の評価額
評価額:1,193,583円(元本1,200,000円に対し、-6,417円の微減)
私の実感
「安全資産」と思って買った債券なのに、マイナスになりました。
まだ4カ月だから、気にする必要はないよと自分に言い聞かせていますが、やはりマイナスになると気になります。
債券とはいえ、インデックス投資信託商品は元本保証ではないのだな、とあらためて学んだとともに、オルカンは順調なのに、これはなぜ減っているのだろうか?と気になり、その背景をすこし調べてみることにしました。
債券が上がりにくい理由:「金利が上がると、債券価格は下がる」の仕組み
インターネットや生成AIとの壁打ちで、金利が上昇している局面(現在の世界的な利上げトレンドなど)では、債券価格は上がりにくい(下落しやすい)ことを学びました。
理由①:新しく発行される債券の方が魅力的になるから
たとえば、過去に発行された「利回り2%の古い債券」を持っているとき、世の中の金利が上がって「利回り4%の新しい債券」が登場したら、誰も古い債券を欲しがらないですよね。
理由②:古い債券を売るためには、価格を下げるしかない
古い債券を誰かに買ってもらうには、価格を安くして(ディスカウントして)利回りをカサ上げするしかないですよね。
結果として、保有している債券インデックス投資信託商品の評価額が下がる、という仕組みを学ぶことが出来ました。
【葛藤】13カ月(390万円)まであと9カ月、このまま継続すべきか?
現在の迷い
当初は390万円まで淡々と買う予定でしたが、債券価格の仕組み(利上げ局面での弱さ)を知り、含み損を見ると「このまま続けていいのか?」とブレーキがかかります。
今後の選択肢
選択肢は大きく3つありました。
選択肢A: 当初の計画通り、13カ月目まで愚直に積み立てを継続する(ドルコスト平均法で平均取得単価を下げるチャンスと捉える)。
選択肢B: 一旦積み立てをストップし、再びオルカン(株式)に資金を集中させる。
選択肢C: 毎月の積立額を減額し、様子を見ながら調整する。
私の選択
選択肢Cを選びました。
積立額は、毎月30万円から10万円に変更しました。
まとめ
今回の教訓
「教科書通りの分散投資」も、実際に自分のお金を投じてみないと見えない景色(金利の壁など)があるんだな、と学ぶことができました。
読者へのメッセージ
みなさんはオルカン一本派ですか?それとも債券も混ぜていますか?
今回の投資判断が正解だったかについては、またブログで追って報告します!
なお、債券インデックスの購入に予定していた金額を、どのように運用するかは、今後ゆっくり考えていこうと思っています。

